雨ですねぇ~。

こんにちは。店長です

今日の関東から北の地域ではパっとしないお天気ですね
先日の台風も大変でしたが 天候の悪い日に懐中時計はどう扱っていますか?

結構マメに保管まで気を使って下さっているお客様もいる一方、店長の地獄耳には困ったお知らせも届きます(笑)。
一番厄介なのは、湿気だらけの部屋に放置・・・です。

えーと、悪いことは言いません。できるだけ何かしらの保管箱を用意してください

当店で販売しているケースの類いでも良いですし、難しければ簡単なプラスチックなどの箱でも構いません。
その中に、シリカゲルなどの乾燥剤を入れて一緒に保管して頂けるとベストです。

また、クローゼットのようなスペースに保管箱ごと入れている…と言う方。
クローゼットが湿気を帯びていたら意味がありません

クローゼット用の湿気取りを必ず何個か用意して、適宜交換・管理をお願いします

さて、関東も、あと3週間ほどで梅雨入りでしょうか。
これは僕の個人的な意見ですが、雨が降ってジトジトと湿気が多い日は、あまり懐中時計の持ち歩きはオススメしません。

ムーブメントの隠れた部分に錆があると、湿気で一気に進行してしまうことがあるからです

新しい和包丁を水に濡らして放置してしまうと、酸化皮膜が形成されていないためにあっという間に赤錆が出ます。
実は、懐中時計のムーブメントもこれと似たようなもので、エンジンターン処理されているムーブメントの表面は
綺麗に見えても、内側は結構錆びているということもあります。

保管の際にきちんと湿気対策を行って、定期的にオーバーホールを受けて頂ければそれほど心配する必要は
ないのですが、それでも高温・多湿で雨が降っているような日はちょっと懐中時計はお休みさせてあげた方が
僕は良いかな?と思うのです。

僕がこれを勧める理由は、実際に錆が原因で緊急入院してきた懐中時計があったから。
某所から購入した鉄道懐中時計が、先日突然動かなくなり、ムーブメントを見たら錆だらけになっていた!
助けて下さい…と。

幸い、その方が時計の異常に気付いたのが早く、オーバーホールを行って、無事にその懐中時計は復活しました。
しかし、錆の痕は多少残りますし、あまり気分の良いものではないですね。

いずれにせよ、高温・多湿となっていくこれからの季節。懐中時計の管理にはお気を付け下さいませ。

ではまた!