お客様からいただいた懐中時計に関する都市伝説的なご質問

こんばんは。
新店長です。

大変ご無沙汰しています。
夏に向かいつつもこのところの涼しい最中、おかげさまで毎日忙しくしております

そんな中、ご自身の懐中時計を愛するお客様から懐中時計の機能について、ご質問をいただきましたのでそのQ&Aをご紹介します

Q1.(お客様)
ネジはいつも巻いていて動いている状態を保った方がいいのですか?使わないときも気にしてちょくちょく巻く方が時計にとってはいいのですか?

A1.(新店長)
一般的には毎日同じ時間に巻き上げることで、時計は安定した精度が保たれると言われています。
一度巻き上げた時計の稼働能力にもよりますが、時計が一日以上稼働するのであれば、毎日決まった時間に巻き上げることを推奨します。ゼンマイが解けて止まる寸前の時計は、動いてはいますがその精度は安定していません。24時間おきに大体決まった時間に巻けば良い精度を保てるかと思います。

Q2.(お客様)
時刻合わせですが、針の逆回しは良くないと聞きましたが、本当でしょうか?逆回しの方が早いときは、少し多めに逆回ししてから反対に時計回りに時刻を合わせるようにすればいい、とも聞きました。素人の都市伝説でしょうか。正しい知識を教えてください。

A2.(新店長)
一般的には逆回転はNGと言われることもありますが、回転方向を気にせず時刻合わせしてもまず大丈夫だそうです。
修理部門では実際のところ、時計の調整を行う際には、正回転、逆回転とも頻繁に行っているそうです。

ただあくまでもそれは、時計の作動確認や状況確認の一環として、若干の正回転および逆回転を行っていて、いつも逆回転の動作を行っているわけではありません。ユーザーがどのような扱い方しても壊れないことを確認する意味でもありますので、実際のところ本当のプロは、一般ユーザーには逆回転の作動は進言しないそうです。ユーザーに対して時計を大事に壊すことなく最適の条件で使用していただくための提案になるのかと思います。

本来あるべき姿、あるべき使用法を守ることが最終的な機械の保全につながるということでしょうか。