アンティーク懐中時計のゼンマイの巻き方はどうすればいの?【アンティーク懐中時計の基本的な使い方 -1-】

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懐中時計の基本的な使い方の一つにゼンマイの巻く動作があります。ゼンマイは、懐中時計が駆動するために巻きます。ゼンマイを巻き上げると、コチコチと音を立てて時計が動き始めます。ぜんまいの巻き方には、主に以下の2種類があります。

–  ステムワインド方式(リューズ巻上げ方式)
–  キーワインド方式(鍵巻き方式)

 

ステムワインド方式(リューズ巻上げ方式)

ステムワインド方式は、リューズ(竜頭)を巻いて動かします。

まず、このリューズの役割は、主に2つあります。 1つはリューズを巻くことで「ゼンマイ」を巻き上げること、もう1つは時刻を合わせることです。

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ここで解説するステムワインド懐中時計のゼンマイの巻き上げは、一般的な手捲きの腕時計と同じ考え方です。ステムを上から見て、時計回り(右回り)に巻き上げを行います。

ゼンマイは、内部の歯車が磨耗しないよう、静かにゆっくりと巻き上げてください。“巻く→戻す” のサイクルを十分に2~3秒かける気持ちで、ゆっくりと静かに巻くように心がけましょう。

ゼンマイの巻き上げは、基本的に1日1回。ステムが止まるまで巻き上げ、ステムが止まったら、それ以上力を入れないようにしてください。これがゼンマイ巻き上げ時の目安となります。

 

キーワインド方式(鍵巻き方式)

鍵巻き式の名前の通り、巻き上げや時刻合わせの操作に小さな「鍵状の道具」が必要になります。

外観の特徴としては、ゼンマイを鍵で巻き上げるため、竜頭が無いかもしくは竜頭のような形はあっても巻くことはできません。
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鍵巻き式の懐中時計には、右回り、左回りの両方が存在します。

一般的に、英国式の懐中時計は左回りが多く、米国式懐中時計には右回りが多いようです。

鍵巻き方式の場合、鍵は一方向にしか回らないので、反対方向に回そうとしてもムーブメントが壊れる心配はありません。ただ、過度に力を加えないよう注意が必要です。

 

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