懐中時計にまつわるファミリーヒストリー

こんばんは。
新店長のせんどうだです。

この週末、女性のお客様(N様)から心温まるお便りメールをいただきました。

昨年、家のリフォームの際に出てきた、明治生まれのおじいさまの
2つの銀時計がことの始まりで、ファミリーヒストリーが次々と分かったのだそうです。

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真っ黒だった2つの銀時計を修理に出したところ、1つは修理不可能と
言われそのまま返されました。
修理されたもう一つの時計は甥御さんにプレゼントをしたそうです。
その時に、購入したのがCocoon Watchオリジナルレザーケース。
N様と当店との関係はこの時から始まりました。

不可能と言われたもう一つも当店で修理を行い、新しいチェーンとレザーケースと
ともに綺麗な状態でN様の元に返されました。そのきれいな状態を見て、
職人さんの技に驚かれておりました。

大きな戦争を挟んで80年もの間じっと動かず、ガラスもひび割れ、
真っ黒だった銀時計が、ピカピカになって手元に返り、
テレビに写った正確な時刻が、アナログ時計の時刻と全く同じで、
手のひらの上で秒針がコチコチと動く様子に涙が出そうになるほど感動したそうです。

そして、N様は続けます。

『2つの銀時計を譲った二人の甥と姪は「コチコチってなんか、気持ちいい」
と彼らの曾祖父の銀時計を耳に当てて奇しくも同じ言葉を言いました。
デジタル時計しかしらない今の若者は「時計の音」は初めてかもしれません。』

そして、ファミリーヒストリーが完結します。

『昨年は祖父が創業に関わった大阪の自動車会社が創業88年の米寿、
祖父が亡くなって80年、祖母が通った女学校が創立100年、
祖母が亡くなって50年、母が亡くなって10年、そして祖父が供養されている
高野山が弘法大師開創1200年というすごい節目の年であることが判明しました。
それで昨年の夏は高野山へ法要に行って来ました。』

昨年は、N様ファミリーにとってとても記念すべき一年だったようですね。
こんなに素敵で映画のようなお話をメールでいただき、とても心が温かくなりました。

N様、温かいメッセージどうもありがとうございました。
今後とも当店ともどもよろしくお願いいたします。